冬休みのテンミリRPG
冬休みのゲームで今さら「テンミリRPG」をやっています。
私は、流行に乗るということがないのか、今更という感じですが、この携帯ゲームをやっています。
さて、このゲームには有名な攻略ページがあるので、手に入れたアイテムデータについては、そちらを眺めながら進めていきましたので、だいぶ楽に行きました。
・80年代テイスト
パズル的小ゲームがちりばめられたRPGで、ファミコン・スーファミ世代の40歳前後の方にはぜひともやってみていただきたいくらい。
おすすめです。無料ですし。
※「白の封印」というダンジョンのパズルを解くのに、キャラの配置を紙に書いてデモ攻略しているところです。
ファミコンの前で自作図面なんかを片手に燃えたあの頃を思い出します。
ちなみにこの白の封印は、まず「テミ」というキャラを解放する方向で始めるのがポイント。その後、上方の解放エリアに誰か一人送り出したら、その人を使って他のエリアを解放していく、という流れになります。
・敵キャラレベルを上回るとショボン
このゲームの基本的なダメージ構成は、次の通りです。
「物理攻撃力」または「魔力」に武器や装飾品等の上乗せ値を加えた値(=ATKまたはMGC)が、相手(または自分)の「物理防衛力」や「精神力~魔法に対する守備力~」に防具や装飾品等の上乗せ値を加えた値(=DEFまたはSPR)を上回った差分だけ、ダメージを与えられます。
物理ダメージ=ATK-DEF
魔法ダメージ=MGC-SPR
魔法の場合は、これに守備側の属性要素による軽減率が絡んでいるので少し変わってきますが、原則は上記のとおりです。
物理ダメージ=ATK-DEF
魔法ダメージ=(MGC-SPR)*(1-属性軽減率)
このことから、まずは、各レベルアップ時に自由に割り振れるボーナスポイントの与え方がカギになります。
敵にダメージをより多くの与えたければATKやMGCにボーナスを割り振り、敵からのダメージを受けないようにするならDEFやSPRを増やしていけばいいわけです。
私は守備重視で割り振りました。
なお、逆に攻撃型に割り振った場合の利点としては、味方への回復魔法(キュア系)の効果も高まることがあります。
そして、よりチートな要素として、転職の神殿があります。
このゲームでは、転職時に約3分の2程度は元のステータスを持ち越せるので、転職する度に容易に能力の上積みが可能になっているのです。
効率よく転職を繰り返すことで、能力の上積みができるシステムになっています。
これらのことから、終盤戦になってくると、次のような状態になります。
敵キャラからのダメージ0、与えるダメージ300以上。
レベルの上げ過ぎでゲームバランスが崩れ、作業ゲーになってしまうのです。
私は、初回に竜王や変身闇の精にチャレンジした時に瞬殺された恐怖から、執拗にレベル上げをして再戦しましたが、あっさりと勝ってしまいました。
対竜王で400ダメージ×2回って・・・。
某ゲームの「イ○ナズン」「メ○ゾーマ」のように、魔法が定数値でなく、能力次第で999までは青天井で上がるので、能力を上げ過ぎてしまったのです。
物理攻撃力にも同じ傾向があります。
レベル上げはほどほどに。
・レベル上げ
攻略Wikiでも少し触れられていますが、終盤のレベル上げには、「転職の神殿」の東にある「試しの洞窟」の奥、「真・パルプン魔王」の次の階にいるボス「魔法陣ガーダー」を一掃するのが最も効率的です。
出現位置が決まっていますし、仕掛けてくる魔法も決まっていて、攻略しやすいからです。
できれば、特にレベル上げさせたいキャラに「ラッキーリング」を装備させておくと、1戦でレベル1から32まで上がります。
(素早さにもよりますが)先攻できれば、(空振りの心配がない)魔法系キャラの集団攻撃魔法2~3発で魔法陣ガーダーに何もさせないまま、経験値60,000が入ります。
・竜王戦
上でも書いた通り、初戦で瞬殺された竜王との戦い。
「ティンク」というキャラの「ビッグバン」一発で魔法陣ガーダーを一掃できるレベルまで成長したので、試しに、竜王にはどの程度通用するかと試しに行ったところ、危機的状況にも陥らずあっさり勝ってしまいました。
ステータスとしては、MHPが「ブロンド」で300、「ティンク」で200くらいでした。
「ルファ」のダクマムが効くまでは、竜王の一撃で即死しますが、次に動けるキャラが「不死鳥の卵」で即復活させればジリ貧になりません。
戦闘参加パーティ
「ジルバ(はぐれアーマー2巡目Lv.80)」
「リン(バトルマスターLv.72)」
「テミ(マジカルスターLv.99)」
「マゼンダ(賢者Lv.64)」
「ルファ(ダークエルフLv.92)」
攻撃はもっぱら「ジルバ」と「リン」が担当、強化剤を飲んでリフレクをかけてもらいました。
「テミ」と「マゼンダ」は「リフレク」と「キュア」系要員、手が空いたターンは「ファイア」。
「ルファ」は「ダクマム」要員で、手が空いたら「アイス」程度でちょっぴり補助。
ただし、「戦闘不能」キャラが生じたら、必ず次のキャラが「不死鳥の卵」を使用。
これだけで何とかなったのは、素早さ(AGL)において、竜王との差が余り無かったためと考えられます。
これも「ルファ」の「ダクマム」によるところが大きいです。「ジルバ」の「スロウ」を推奨するサイトもありますが、全てのステータスをまとめて下げられる「ダクマム」の能力の対ボス戦での特異効果と言えると思います。
竜王の攻略にさほど苦労が無かったのも、結局はATK-DEF=ダメージというシステムが影響しています。
「ダクマム」でほぼ素っ裸にされた竜王に対して、ドーピングで強化された攻撃が複数回襲い掛かる。全くひどい話です。
力の均衡が崩れていると、敵味方どちらか一方が相手をタコ殴りして勝つという感じになってしまうのです。
・「ルファ」の「ダクマム」は、あの2人用?
相手のステータス総合力を弱める「ダクマム」ですが、上でも書いたとおり、変身闇の精と竜王戦で驚くほどの威力を示します。
物理防御力(DEF)を弱めるためなら、「ソフト」「ソフトラ」もありますが、上記の2人に限っては、総合力を弱めた方がターンロスが少なくなりました。
相手の攻撃力・素早さ・守備力といったものをまとめて下げられるので、ステータスが全般的に高いこの2人相手の場合、一石四鳥くらいの便利さがありました。
「真・パルプン魔王」に使ってもいいかもしれませんが、そのころの「ルファ」は弱すぎて、ボス対戦時には戦列に入れづらいキャラだったので、私は使いませんでした。
ルファの成長が進行速度に間に合わないのかもしれません。
なお、私は、全キャラのレベルがほぼ同一になるようローテーションを組んで入れ替えて使っていました。
その頃の「ルファ」と「ティンク」は、対ボス戦で使うと即死レベルでした。
「ティンク」なんかは成長すると強いんですけどね。
・強化剤は凶悪剤
竜王戦では、竜王の能力を下げつつ、こちらの攻撃力も高める必要があります。
そこで物理攻撃力を上げる方法として、複数回攻撃できる武器を持たせることと、攻撃力事態を上昇させる法とがあります。
前者には「幻アックス」等の武器があります。
後者には、魔法「アップ」とアイテム「強化剤」の2つがあります。
特に強化剤の方は一気に上限値まで上がるので、ターンロスが無く超便利です。
このドーピングキャラに「リフレク」をかけて守り、ついでに「ルファ」に相手のステータスを下げる「ダクマム」をかけさせれば、数ターンの間、驚愕の威力を発揮します。
・魔法を忘れる
このゲームでは、覚えていられる魔法の数の上限が20までとなっています。
一度忘れた魔法は、転職しても戻せないので、どうしても使いたければ、その魔法を習得できる職に改めて転職し、覚えさせなおす必要があります。
これはとても面倒なことです。
プレイしてみた中で、意外と必要または逆にいらないと感じた魔法をいくつか書いておきます。
【必要】
「浄化の光」~中盤ボスやその子分が結構仕掛けてくる状態異常を誰もが回復できるようにしておきたい。できれば「僧侶」に転職できるキャラには全員に覚えさせたい魔法。
「五月雨斬り」または「真空斬り」~戦闘系キャラに対ボス戦で子分を切るために使う。または魔法系モンスターがゾロゾロ出て時に一掃できる。ただし、両方はいらずどちらか一方だけでよい。「真空斬り」は魔力に影響されるらしい。いずれにしても「外れる」ことがある攻撃なので、絶対に撃ち漏らしたくない場面なら集団攻撃魔法の方が確実です。
「リフレク」~こちらの攻撃力を下げられたくないので、「ダクマム」除けに。
【あると便利】
「ワープ」~全員持ってる必要はないはずけど、持てるキャラ全員がこの魔法を持ってると、意外と面倒なタップ回数を結構減らせる。
「ブリザード」~「ファイアラ」耐性がある敵を一掃するため。
【いらない】
「めいそう」~絶対いらない。体力の半分しか回復しないなら「キュア」でええやん。
「急所当て」~ボスに効かない。
「ゲドク」「オキロ」~「浄化の光」を覚えれば、状態異常は全てそれで解決できる。
「ボルケイノ」~MGCですべてが決まるこのゲームでは、「ファイアラ」と同威力。
「ギガボルト」~MGCですべてが決まるこのゲームでは、「サンダー」と同威力。
「ポイズン」~「マッドルーラー」に使って以来、一度も使わなかった。同じ効果のアイテムあり。
「MPあげる」~ありがとう。でもうなるほど持ってる「不思議な草」(アイテム)で、もっと回復できます。
「砂けむり」~あれ?敵の攻撃が結構当たるよ…。同じ効果のアイテムあり。
【たぶんいらない】
「ライトニング」~最後の最後まで、この魔法が特に効果がある敵が存在しなかった。「ファイヤ」「サンダー」で十分。魔法系に全く転職させないキャラがいるなら残しておくのもあり。
【個人的に使わない】
「デス」~結果が予想できないのでそんなに使わないし、本当にやばい敵に囲まれたシチュエーションでは「デスラ」のほうを使う。
「渾身拳」~「デス」にも共通しますが、当たるか当たらないかわからない要素が高い攻撃はあまりしません。
・今後
1回竜王も倒したので、来年は、アイテム100%を目指して、再プレイしたいと考えています。竜の珠を1個、どこかで取り損ねたらしいのです。
それと、「竜王」と戦って「楽しい(=能力が拮抗以下)」と言えるレベルはどの程度か?というのを精査してみたいです。
【追補1】
「毒矢」が思ったより使える事実。
MGC(魔力)に影響されるので、賢者などが放つと効果的です。
毒矢は思った以上のダメージを与えます。属性もほとんど無視できるし、暗闇状態でも必ず当たるし。結構便利なのでぜひお試しあれ。
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