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2020年4月26日 (日)

ジアソの噴霧作業をする

※新型コロナ対策関係記事

◆当ブログ内の新型コロナ関係まとめ記事

 

 

【追補】厚労省では「噴霧」による消毒作業を非推奨としています。御注意ください。(ウイルスを巻き起こす危険があるため)

このブログ作者は、いまも噴霧による消毒作業を続けています。

これは、独りで消毒しなくてはいけない箇所(ドアノブ・水栓等)・範囲(床・机)が、余りに広いためです。

 

ご家庭では、からぶきがいいそうです。

その場合、詳しくは6月23日放送の朝日テレビ「林先生の今でしょ講座」でやっていましたので、確認してみてください。

 

【注意】漂白剤であるジアソを噴霧すると、内装類をほぼ確実に傷めます。それでも、内装より安全性を優先する(内装<安全性)と、うちの職場では判断されたがために、噴霧作業をすることにしました。この記事を参考に噴霧作業をされる場合は、家具の色落ち、木質パネル浮きなど、確実に内装を傷めることを御承知ください。

 

職員以外の館内使用があった後は、上司の許可をもらって、使用した室や動線上にある床や机イスに、ジアソを噴霧しています。

業務で使っている部屋はもちろん、ほかにも女子トイレなど、休業日で無人のときにしか噴霧できない区域もあったりします。

(本当は毎日やることができればいいのですが、勤務時間の前後に自主的にやっているだけなので、深夜の作業許可は降りるはずもなく。)

 

4月の第3週までは、たまたま金曜日に限っての館内利用が多かったので、作業が休日にできていました。

第4週はスケジュールの都合で週の半ばに会合で会議室などが使用されたので、その日は居残って噴霧作業をしたりもしました。

【噴霧対象室の条件、スタンス】

・館内利用者や来訪者が不可抗力で二次感染するのは絶対に避ける

 利用された会議室など外部者用の部屋は、利用毎に消毒

・同様に休日や早朝を利用して、廊下・トイレなども徹底消毒

・職員は自己責任で自らの管理室の衛生管理をしてもらう

 

 

1 作業時の装備状況とその説明

広範囲のジアソ噴霧作業時のコスチュームです。

20200426fullarmed

※フル装備の場合の服装と器具(のコスプレ)

 実際の現場に突入したら、ポーズをとったりアングルを考える余裕なんてないので、これは自宅で撮り直し。

 

上から

・帽子

 ※乾きづらくベストの選択ではないですが、シャンプーキャップとかでは作業中にズレるので、ピタッとすることを優先しています。

・ゴーグル

 ※結露しやすく、2つ持っています。長時間作業の場合、非汚染区域で取り換えます。

・防塵マスク(6000/2091-RL3)

 ※予備に6000DDSRと替えフィルターも持っています

・エプロン(ジアソの跳ねを受ける)

 ※移動中に体が机の角に当たったりするので、下の服をガード。作業後は念入りに消毒。

・ゴム手袋

 ※乾きづらいので、2つ持っています

・噴霧器(ジアソ噴霧用4L)

 ※首から下げています。タスキ掛け不可。脱着時にマスクがズレて危険。

・小物入れ(電工用ウェストバック)

 ※霧吹きと汚染物はここへ入れてまとめる。作業後は念入りに消毒。

・霧吹くん(ジアソ)

 ※小作業や作業後に片付け作業で使います。

 

実際には上の写真に加えて、「コンテナ(ミカン箱)」を抱えた状態で、汚染区域(作業エリア)に入ります。

コンテナの中に、ハイターや計量カップ、雑巾などを入れて運びます。

20200505hunmu06

 

2 噴霧作業について

床面積や作業範囲にもよるでしょうが、私の場合は1フロア(900平米程度)で4Lの噴霧器を3回くらい補充しています。

 

・噴霧量について

まとめ記事に書いたとおり、プロの消毒作業を見習って、かなり多目にジアソを吹き付けています。

見た感じとしては、机に霧吹き状の水滴つぶが見える程度ではなく、水滴同士がくっついて薄い液体の「膜」になるくらい。

このため、机の上に書類があったりすると噴霧できなかったりします。

 

・部屋~廊下(区画)の出入り時

まずは、噴霧器内部を圧縮して…

20200505hunmu09

部屋に出入りするときには、部屋ごと・IN/OUTごとに、靴及び靴底にジアソを噴霧。

20200505hunmu10

これもプロの消毒作業を見習って始めました。

(プロは、部屋ごとに、ジアソを浸した不織布を敷いたタライを設置して出入りしていました。)

 

・実際の噴霧状況

写真は5月5日の作業時に撮影したもので、このときはトイレと廊下の噴霧作業をしました。

 

トイレの場合

まずは、床前面にしっかり噴霧。

滑り止め付き作業靴を履いていないと、ツルツル滑るくらい十分に浸します。

20200505hunmu14

次に衛生陶器、金隠しも

20200505hunmu15

小便器前の壁も。

20200505hunmu16_20200505151301

男性は小便器に正対して用を足すので、咳の飛沫が飛んでいる可能性があります。

※本当は、壁面に噴霧するのは、壁塗装を傷めるため良くは無いのですが、この際そんなことは言ってられません。

 室内壁面の塗装は、通常EP(エマルジョンペイント)と言って水性塗料を使っています。モルタル面にEP塗りの場合、水っ気を加えるとパリパリと剥がれてきてしまう(俗にいう花が咲く状態になる)ことがありますので、

本来は非推奨です。

 

大便器も便座やスイッチなど触りそうなところを入念に噴霧。

【追補】床面や、用をたした後に触りやすい箇所、が要注意箇所との情報あり。(6月23日、林先生の今でしょ講座)

(写真は無し)

 

手洗いのシンク周りは特に入念に。

まずは、シンク及びSUS水栓と蛇口を、確実に消毒

 

次に、正対した時に咳の飛沫が飛びやすくウイルスが残存しやすそうな化粧台ガラス面にも

20200505hunmu12

もちろん石鹸ポンプの手押し面にも、1つずつ噴霧。

 20200505hunmu13

念のため手洗いシンクの裏面にも。

これは、シンクに手をついて鏡を見る人がいる場合を想定しています。

汚染範囲が特定できないので、念のためシンク全面に噴霧することにしているからです。

20200505hunmu11

 

 

廊下の場合

写真の位置からスタートする前に、実際には、扉とその付近に十分な噴霧作業をしています。

そのあと、体ごとUターンした状態で改めて噴霧スタート。

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※ゆっくり歩くほど、1cm角あたりの噴霧量を増やせます。

 

廊下の途中の出入り口付近での噴霧。

ここでは、サッシの開け閉めで手で触りそうな部分のほか、写真のとおり泥ふきマットもヒタヒタになるまで噴霧。

通用出入口は、中外の出入りや動線が複雑にクロスしやすく、二次感染が起きやすい場所です。

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施錠室の扉ノブも噴霧。

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施錠室内は、以前噴霧済みですが、廊下側は誰かに触られている可能性もあります。

 

1つのフロアの最後に、階段を下りながら階段室の噴霧もしていきます。

階段室の手すり部分、ターンする場所は手の動きが複雑になりがち。十分に噴霧。

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多少壁に掛かるくらい、大げさに腕を振って、でもゆっくりと噴霧していきます。

噴霧量が十分な場合、非常に滑りやすく降りるときに危険なので、自分の足元に注意しながら進んでいきます。

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・ジアソ補充作業

ジアソの補充場所は各階のシンクに限定しています。

ジアソをミニカップで計量して、茶色ボトルの水と混ぜて…

20200505hunmu07

噴霧タンクに注入。これを4回やると4Lになります。

20200505hunmu08

 

補充場所は「汚染されている」と仮定して、そのフロアの作業が完了したら必ず、噴霧器に残ったジアソでコンテナ自体と補充場所を消毒して、次の階へ移動。

 

 

・その他の留意点

実はアスベスト除去作業でも同様なのですが、大切なのは、首や頭を大きく傾(かし)げないこと。

首だけで横を見ようとすると、ゴーグルやマスクに小さな隙間ができて、外の汚染した(可能性のある)空気が隙間から流入してきます。

もしそうなると、隙間から冷たく感じる空気が入ってくるのを感じるので、すぐわかります。

 

※ゴーグル内などは熱がこもるので外気に比べると温度が高くなり、それこそ結露でビショビショになります。

20200505hunmu22

(視界も悪くなりますが、この曇りだけはどうしようもありません。)

万が一冷たい空気を感じたら、なるべく深い呼吸は避けて、汚染区域からいったん出て、洗顔うがい等がをする必要があると思います。

横に視線を向けるときには、体ごと向きを変えて見る、というクセを付けることが大切です。

 

以上が、汚染区域(と仮定したエリア≒館内)での作業。

 

・非汚染区域との出入り

一連の作業が終わるまで、原則、非汚染区域~汚染区域の行き来はしません。

(作業前にトイレに行っておかなくて、一度ひどい目に遭いました。)

 

作業量が多く、どうしても休憩が必要になった場合は、改めて2日目をやるくらいの気持ちで、器具類は一度すべてを消毒または2番手に交換しています。

 

3 片付け作業について

 

片づけのときが一番神経を使います。

このため、噴霧作業自体とは別項目立てにしました。

 

片付け作業はとても大事。

万が一ウイルスを外に持ち出したり、自分が ”り患”して二次感染にならないようにしなければ。

※コスト度外視で考えれば、二次感染を防ぐためには「使い捨て全身ポリ服」と「使い捨て手袋」があると、より良いです。

 

ただ、個人負担でそこまでは無理。現状、在庫の確保も難しいですし。

そのかわり、最後の片付け・脱衣作業の手順を間違いなくやることを重視しています。

 

まず、装備を外す段階。

ゴム手袋は、なるべく最後に外すこと。

使用した器具・衣服は、「再消毒」「漬け置き」することにしています。 

漬け置きは、0.05ジアソに30分程度、かつ器具ごとに別々の洗面器に分けて、ジアソ液を張って漬けています。

20200505grobe

 

大きくて漬け置き出来ないものは、十分にジアソを噴霧して消毒。

 

漬け置き洗い中の30分の待ち時間。

外で吸うタバコの一服が何より美味い!

(喫煙者でスミマセン)

 

片付け区域に入るときには、また「霧吹きくん」を使って区画ごとにドアノブ・床など、触った場所を消毒しながらの移動。

かなりしつこくて似たような繰り返し作業になる片付け作業ですが、漏れなくやっています。

 

・補足1(霧吹くん)

なお、サッシのクレセントやドアノブを拭く雑巾に噴霧する作業でも使う「霧吹くん」をですが、最初の写真のとおり、この噴霧作業でも腰の小物入れに差しています。

そして前述のとおり、最後の再消毒などで使っています。

 ・作業中に想定外の場所を触った手袋

 ・使用後片付け後の大きな噴霧器

 ・使用後の衣類等

 ・最後の作業テーブル(シンク)

 ・漬け置き洗い後の洗面器

など、消毒器具自身も汚染されていると見なすべき。

 

一番最後に、霧吹きくん自体の消毒作業も忘れずに。

 

・補足2(最後は素手の作業がある)

実際に、上記の片付け作業をやってみると分かるのですが、実は、最後に素手での作業があります。

 

片づけ工程中、ゴム手袋をぬいで以降の作業部分がどうしても必要になります。

ゴム手袋は「汚染物扱い」になります。色々触ってきているので。

前述の漬け置き作業までは、ゴム手袋をはめたままにしておきますが、最後には、そのゴム手袋も漬け置き洗いが必要です。

 

ゴム手袋を外した後は、素手で作業をしています。

この状態での作業が余り多くならないよう、片付け作業の工程を工夫しています。

また、素手で作業したあとは、手も消毒する必要があります。

 

WEB等での公式推奨は、「手はアルコール消毒」が原則です。

ただ、私は手荒れしてしまうのを覚悟の上で、ジアソに手を漬けて、爪の間などこすり洗いして消毒しています。

※非推奨です

 

手洗いにジアソを使う事情

私の勤め先にあるポンプ型アルコール液の在庫に限りがあることが、一番の理由です。

エチルアルコールが潤沢にあれば、それを使っていたと思います。

 

それともう一つの理由が、ジアソが所詮、『(ちょっと濃い)プールの消毒』であることです。

※肌の弱い方や手荒れを避けたい方は、決して真似せず、アルコール消毒液を手に入れてください。

 

(おまけ)ジアソってハイター以外に使うの?

昔、プールの薬液タンクへのジアソ(20Lポリタンク)詰め替え作業などもしたことがあります。

たぶん、小学校の先生の中には、夏休みの日直当番なんかで この作業をしたことがある方がいらっしゃるのでは?

そう、プールの消毒に使われているのが、ジアソです。

 

プール用のジアソは、0.05%よりかなり濃い目。濃度は業者さんによって異なるようですが、おおよそハイター原液と似たようなもので、少しとろみがあります。

この原液を、添加装置で少しずつ、プール循環ろ過装置に添加して、日中のプールを常時消毒しています。

添加し忘れると、あっという間にコケが生えます。

夏のプールが青いのは、実にジアソのおかげなのです。

 

経験者はお分かりになると思いますが、この20Lポリタンクを使ってのプールのジアソ補充作業、結構跳ね返りがあります。

衣服に付けば強力な漂白作用により色抜けしますし、顔などに掛かって放置したらあとでピリピリしてきます。

なので、この作業の後は、プール付属の水道でジャバジャバ体を洗ったものです。

 

このときの作業に比べれば、0.05%ジアソなど、

(最後にちゃんと手洗いすれば)

軽い軽い!?

 

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